自分と戦う

昨日のダーリンコラム にこんな記事がありました。「他に投げられるピッチャーがいたら、 投げられないでしょう。 いないから投げさせてもらえるんだよ。 投げられる喜びを感じてやってほしい。 いつまでも自分と戦ってちゃいけない。 敵と戦ってほしいよ」 …

アップルのトップ

スティーブ・ジョブズ氏が亡くなりましたね。ビックリしました。 アップルHPのトップページにはジョブズ氏の写真が大きく。 クリックすると、ジョブズへの追悼メッセージを募集するアドレスが。そこには「天才」とあります。自社の人間を呼ぶアップルという…

マンハッタン

今月のa+uの特集はマンハッタングリッド。 マンハッタン島に行ったのはもう3年前か。錯乱のニューヨーク読みながら飛行機に乗って行ったの覚えてます。 MoMAとかグッゲンハイム、シーグラムビルとか建築の体験ももちろん忘れてはいけないんだけれど、体の…

かた

何年かぶりぐらい久しぶりに吉本新喜劇を見た気がする。 改めて、おもしろいなぁと。(この動画はその時のものってわけじゃないですが) 観客はギャグを待っている。待ってましたと笑、拍手する。 演者と観客のコミュニケーションがうまく成立している。 型…

つくることー喜び

建築展をたて続けに見たからだと思いますが、つくることの喜びについて。 震災以後、建てること自体が問われているという話をよく耳にします。建築家不要論ではないけれど、建築家の社会的意義を明示し切れないでいる状況が長く続く中で、元々そういう動きみ…

SD Review 2011

SD Review 2011 リアルって何か。そんなことを考えた。 「設計中、施行中である」という条件で選ばれた作品群を見ているうちに、「実現性が魅力」を持っているかという尺度を見ながら見ようと思った。 実現可能性は技術力や状況によって変わるのである意味誰…

装備替え

ランニングシューズを新調。 これまで、靴なんて何でもいいでしょ。体が出来ていれば走れる派だったんだけれど。走ってて気になる痛みが膝に出てきたので、靴底のクッションを強化。靴底のゴムが幅広いから走りを安定させてくれる(店員さんの受け売り)とい…

DESIGN EAST TALK05

DESIGN EAST02 登壇者:NOSIGNERさん、谷尻誠さん、服部滋樹さん ファシリテーター:加藤孝司さん、多田智美さん、原田祐馬さん テーマはプロジェクト・デザイン NOSIGNERさん:OLIVEプロジェクトについて。ワークショップを行なうと、ガイドに従って一度作…

浄土寺

少し(いやだいぶ?)前の話になるけれど、浄土寺浄土堂を訪れた。 割と近くに住んでいながら今回が初めて。 凝縮された雲みたいだと思った。何か大きなモノであり、とても濃い。 外観を見た印象は、思っていたよりも小さい。だったんだけれど、空間に入った…

距離と時間

「ツーリング行って来たんですか、何時間くらい走ったんですか?」「えっ?ツーリングの成果としては普通走った距離を聞くやろ!?」 僕が最近経験したやりとり。時間を聞いたのは僕。思い出してみると確かに時間を聞いたことは変な感じだな、とも思う。 な…

部屋の隅っこには恋のかけら

部屋の隅っこには恋のかけら作者: トータス松本出版社/メーカー: ぴあ発売日: 2011/03/21メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (7件) を見る 本屋で何となく手にとってしまった。トータス松本さん、尊敬してます。人間性の濃さを。…

走ること

自分にとって走ることって何なんだろう。 大阪マラソンの走者にたまたま当選したので本格的に練習を始めたんだけれど、どっぷりはまってしまった感がある。 柔道をしていた頃は1年の半分くらいは減量生活、みたいな時もあったから走るのはけして嫌いではな…

DESIGN EAST 02-現在建築史研究会

DESIGN EAST02 DESIGN EASTでのBARイベントのひとつにビール飲みながら参加。 東京を中心に行なわれている。学生とオトナでの建築史勉強会とのこと。twitterでそういう活動があることを知っていたけれど。その内容を目の当たりにして驚きました。 ・問題意識…

DESIGN EAST 02-TALK04

DESIGN EAST02 DESIGN EASTでのTALK04 ゲストは田中浩也氏、藤村龍至氏、岡瑞起氏 ファシリテーターは水野大二郎氏、家成俊勝氏 システムデザインについての話 岡氏:システムをパターンをもつものと定義する。人間の行動パターンを環境に呼応するものとして…

家について

家からの眺め。淀川の真横で気持ちいいです。 これまでの人生で小さい頃過ごした実家はちょっと別だけど、何度か引越をした。その中で愛着をもてるような家ってのはなかなかなかったけど、(それは経済的理由で主体的に選んだ家じゃないからだろうけど)今住…

あの人は今どうしているか

台風が来ていて、各地で被害が起っている。 大阪は割と被害が少ないみたいで、大雨に遭遇することはなかったんだけれど、 故郷の淡路島はかなり被害があったみたい。 報道を聞いていると、氾濫した川沿いに住んでいる友達の実家とか、 避難勧告の出た地域の…

アムケトル

家のやかんは野田琺瑯のアムケトル。 70年もの歴史がある製造所の一品。間違いないのは当たり前。でもその期待に間違いなく答えてくれるのはやっぱりすごいと思う。 鉄でもなく、ガラスでもない、その素材感は独特。使っていると表面を液体が滑っている感じ…

パレルモ・シューティング

ヴィム・ヴェンダース監督の最新作。ネタばれなので、観る予定がある場合は以下の部分には目をつぶって下さい。 かなり面白かった。 色んなテーマが盛り込まれている中でも中心となることは、生きること自体と具体的生き方(写真を撮ること)の関係であった…

[□memo]小さな巨人 姉に子どもが産まれたので、ご対面しに帰郷。 27年間の人生の記憶のあるうちに産まれたての赤ん坊というものを見たことがなかったので、とてもとてもショックな体験だった。 まず、とても小さい。当然のことだけど、1週間前まで姉のお腹…

機能が充実すること

新しく暮らし始めるので、電気製品を色々見たりしました。 機能が過剰なものが多いんじゃないかなというのが正直な感想。 機械がやってくれることが増えて生活は便利(楽)になるのかもしれないけれど、一度その基準に生活を合わせてしまうと離れることは簡…

つながり

結婚したんで、新しくマンションに引越しました。どんなとこにしようかとよめさんと話し合って、「眺めのいいとこにしよう」というコンセプトに決まり。淀川沿いにしました。眺めについてはまた今度。 建物は1970年代のSRC造14階建て、外壁には小さな…

新・ムラ論TOKYO

新・ムラ論TOKYO (集英社新書)作者: 隈研吾,清野由美出版社/メーカー: 集英社発売日: 2011/07/15メディア: 新書購入: 2人 クリック: 25回この商品を含むブログ (10件) を見る読。 再開発をテーマにしてた前作とは違って、今回のテーマは「ムラ」、冒頭にはこ…

KOOZA-見せることと魅せること

先日曜日は中之島へシルクドゥ・ソレイユの「KOOZA」を観に行った。 命綱を着けず、身体能力で人を魅了する技に身震い、感動しました。 能力の凄さはもちろん120%感じたんだけれど、「魅せる」ことへのこだわりを強く感じた。パフォーマンスに使う機器の部…

かた

ちゃんと走り始めてから、大体2ヶ月くらいたったやろか。何となく走ることに慣れて来た。 走ってると、ふと自分の体が自分から離れているような感覚に陥る時がある。脳みそには言葉があるんだけれど、それとは別に身体が動いているような感覚、機械みたいに…

温故知新

お盆は短期間だけれど、淡路島に帰った。お盆を表す一枚。中身は場所によって違うと思うし、私の実家でも毎年変わってるらしい。適当だな。 先祖を参り、迎え、送る。そういう日がなぜあるのか。なぜこの日なのか。は知らないけれど。自分がある血縁の中にい…

再読

7月21日で27歳になった。 30歳が節目かなと何となく思っているので、後3年というのは自分にとってとても大切な気がするし、大切にしたい。といっても毎日が大切なんだけれど。 社会人になってから、3ヶ月後の目標と1年後の目標を自分の中に持つことに…

走ること

走ることについて語るときに僕の語ること作者: 村上春樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/10/12メディア: 単行本購入: 22人 クリック: 459回この商品を含むブログ (487件) を見る村上さんの語る「走る」論というよりも「人間」論のような。なぜ走るの…

コミュニティ デザイン

コミュニティデザイン―人がつながるしくみをつくる作者: 山崎亮出版社/メーカー: 学芸出版社発売日: 2011/04/22メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 15人 クリック: 340回この商品を含むブログ (46件) を見るこれまで読んで来た本の中でもとりわけ、読み…

結婚という契約

先月に入籍した。特に生活に変化があるというわけではなく、日々は変わらない。入籍早々別居状態だし。 と言っても、節目ではあるわけだから「結婚」というものについては色々と考えた。何でするのか。する必要はあるのか。 確かに感じていることはそれが契…

場所を作ることにどんな価値があるか。

特別養護老人ホーム(特養)を設計するプロジェクトがスタートした。 一般的には老人ホームという括りの中でとらえられている。特養は老人にとって終の住処である。そこは病院では無い。 居住者が安全かつ快適に暮らすことが出来る場所である。と言えば聞こ…