温故知新


お盆は短期間だけれど、淡路島に帰った。

お盆を表す一枚。中身は場所によって違うと思うし、私の実家でも毎年変わってるらしい。適当だな。
先祖を参り、迎え、送る。そういう日がなぜあるのか。なぜこの日なのか。は知らないけれど。自分がある血縁の中にいることを少しでも意識すると、何だか後ろから背中を押されているような気がする。顔も知らない先祖に手を合わせながら「頑張ります」と言ってみたり。
私はこういった習慣が好きだ。好きだといっても今になって好きなだけで、小さい頃はお盆の行事を早く終わらせて遊びに行きたいと思っていた。家族とか親族を強く意識する最近だからこそ、特別なつながりを感じることで生まれてくる親近感とか緊張感に興味がある。
そうしたことを意識すると、つながりに親類も何も無いと思える。同じ様な感覚を誰しもとでも持ち得るという実感がある。
人と人のつながりは何か目的があって生まれるものなのか。そんなことにも興味あるんだよな。