かた


ちゃんと走り始めてから、大体2ヶ月くらいたったやろか。何となく走ることに慣れて来た。
走ってると、ふと自分の体が自分から離れているような感覚に陥る時がある。脳みそには言葉があるんだけれど、それとは別に身体が動いているような感覚、機械みたいに。


柔道には型(かた)というものがある。その型をただ機械的に真似する稽古というのもある。型を練習している時に身体の動かし方にオリジナリティは無いんだけれど、いざ実戦稽古になると、型を身につけていることがオリジナルな身体の動きにつながる。
ランには相手がいないけれど、ただひたすら走る型を繰り返しているのだと言える。


何か、関係の無い文章みたいなんだけれど、最近「代謝建築論」を読み直した。その文中の「かた」は柔道の型とか走る型に通ずるのかもしれない。
その応用性、習得の仕方、作り方について、もう少し詳しく考えたい事である。