2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

学問

今、設計課題のTAと、修士論文研究、構造分野とコラボしてのプロジェクトを同時進行していて思うことがある。 私の大学では建築工学とひとまとめにするが、「計画」と「構造」というのはかなり違った学問なのではないか、少なくとも私の大学ではそう感じるの…

建築の設計課題

2回生の設計課題のTAをしているのだが、何かアドバイスをするたびに「こんなこと言っている自分はアドバイスしているようにやれるのか?」「そもそも俺がアドバイスするなんておかしいだろ!」と思う。だからと言ってやめることは何も自分のためにならない…

2010年以後を考える

一連のトークイベントの3回目。 ゲストに梅林克さん、宮本さん、中山英之さん、モデレーターはTEAM ROUND ABOUT テーマは「2010年以後を考える」 全体的な感想を先に述べると2点ある。中山さんの“カリスマ性”が圧倒的に目立っていたこと、メモもとらずに議…

焦燥

論文提出まで残すところ3ヶ月である。もっと時間が欲しい。あれも知りたい、これもやりたいという思いが強くなる。教育施設の重要度をやればやるほど実感するのである。子どものあらゆる生育の場であるのはもちろんのこと、ー他学年が集う場所であればなお…

考えていることについて出会った

ほぼ日で糸井さんが「新しいメディアならではのことよりもそのメディアで何がやりたいかが先なんじゃないか」と書いていた。kの言っていたことを思い出した。今、方法はーブログ、ツイッターー多様に存在する。その方法の役割は固定されないのだろう。自分な…

2000年以後を考える

一連のトークイベントの第2回。 前日、前々日のワークショップの話から始まる。このワークショップに参加はしていないのだが、会場にズラッと並んだ模型を見てエネルギーをひしひしと感じる。これに参加した学生は程度の差こそあれ世代の中に自分の活動を位…

1995年以後を考える

大阪工業技術専門学校で「1995年以後を考える」を聞く。 パネリストは鈴木謙介さんと藤村龍至さん。 1995年を契機に変化してきている社会はいかなるもので、いかなるものが必要なのかについて、個人的な感想を述べる、とても面白かったし刺激的であった。現…

KNOCKIN' ON HEAVEN'S DOOR

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア (デジタルニューマスター版スペシャル・エディション) [DVD]出版社/メーカー: 角川エンタテインメント発売日: 2009/01/28メディア: DVD購入: 4人 クリック: 22回この商品を含むブログ (43件) を見る生きること、死ぬこと。友…

グラン・トリノ

グラン・トリノ [DVD]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2009/09/16メディア: DVD購入: 39人 クリック: 494回この商品を含むブログ (344件) を見る歴史の中の一個人の歴史の終焉。時代の象徴と生き方。 葛藤と不器用さを表現する演技。

小原流豊雲記念館

設計した人は清家清さん。秋期で公開されていたので神戸に行くついでに足をむける。 一言で現すと「光の奥行きのある空間」だった。 建物の表層にもあらわれている、陶器ーだったか?ーの創作物によって光が空間の中に柔らかに取り入れられる。内部の照明は…

神戸ビエンナーレ

期待のし過ぎか、船に乗れなかったからなのか、コンテナ展だけで判断するからなのか。 魅力的だと思えなかった。コンテナによる展示があまりいいとは思えなかった。コンテナの間を歩いても継続的に楽しいわけではないし、コンテナは間口がやはり一定なので、…

智積院

冷泉家住宅

嵐山 千光寺 お月見 説話

京都嵐山へ、知り合いに誘われ「千光寺 秋の観月会」に参加。 日も落ちて真っ暗な中、川沿いを歩き、千光寺という嵐山の隣の山ーの中腹?ーに建つお寺に上り、とても変わった時間を過ごす。 川沿いをあるいていると、雨の音しか聞こえなくてとても不思議な経…

(追記)郊外

家の周りをブラブラ歩いていた。自分の住んでいる街を確認してるような気持ちになった。 いわゆる郊外である。戸建て住宅が多く建ち並び、マンションがあり間に田畑などがある。 この休日に印象的であったのがショッピングセンターの存在。 車が長蛇の列をな…

大地を建築する

10/29 ドミニク・ペローさんの講演会へ。タイトルは「大地を建築する」 阪大でワークショップをやったし、大阪駅前に富国生命ビルが施工中だし、大阪との距離が一気に縮まったペローさん。会場は学生3割、実務者7割くらいに思えた。社会人になった先輩数人…