小原流豊雲記念館




設計した人は清家清さん。秋期で公開されていたので神戸に行くついでに足をむける。
一言で現すと「光の奥行きのある空間」だった。
建物の表層にもあらわれている、陶器ーだったか?ーの創作物によって光が空間の中に柔らかに取り入れられる。内部の照明はポールセンなどもあるが限定的で基本的には自然光である。山の斜面に沿って建築の断面が2段構成になっており、ずれた面から光が取り入れられる。それによって空間に奥行きが生まれている。展示物もおもしろかったし、気持ちいい贅沢な時間を過ごした。清家さんという人物のことは知らないが、作り手の人物像を少し感じれたんじゃないかなぁと思えるような空間だった。