2008-01-01から1年間の記事一覧
2008年ももう終わり。 今年は様々なことがあった。 卒業設計にはじまり、いくつかの課題に挑戦し、実際につくるプロジェクトにも関わる。 他分野とのコラボレーションもし、日本にとどまったが様々なところへ行く。 自分の中だけで、何かを考えることの限界…
最近、全然書いていませんでした。 言葉が思いつかないというのが本音。絞り出してみる。12/21 京都 大山崎へ。 □妙喜庵大庵 言わずと知れた、利休の茶室。 その小さなスケールの中にある空間への工夫に触れながら茶を想像してみた。 祖母が茶をしているので…
少しまえに読む。ざっとメモ。 「いき」という言葉が表すものの特徴を論じる。 フランス留学中に「いき」という言葉がもつ民族的特徴についてしるした。 「いき」には二面性があるとし、どのようなものがいきであるかを述べたあと、なぜいきであるかに論を展…
年末の休憩にかこつけて、一気に。簡単なメモを。 修士論文でやることを頭の片隅で意識しながら。 「学校の先生たちが元気になるような本」と書かれた本。 講義内容を起こして文章にしている。もとあ話し言葉なだけに読みやすい。目で追うと話が入ってくる感…
多摩美術大学の図書館へ。 複雑かなと予想していた、アーチが重なる空間は想像より単純であった。 アーチというよりも、床に近づくにつれ細くなる柱が連なる空間のような感じは、 「ここに居てもいいんだ」と思わせてくれる。 それは街で座れる場所を見つけ…
東京、横浜へ行き、感じたことをはきだしてみる。 東京中央郵便局の周りに壁が立てられ、時計がはずれ、ネットがかかっていた。 それでも、朝日が美しく反射する。そんな建物の足元を世話しなく人々が出勤していた。 見逃して欲しくないものがあった。 21_21…
最近、頭を整理せずにいる。少しずつ感じたことを吸収していこう。 12/18 設計課題の提案を住民の方にプレゼンする。 住民が熱い。提案に対して、真剣に考えてくれる。 こんな風に、建築を真剣に語れたら、やり甲斐があるんだろうな。
経済ってそういうことだったのか会議作者: 佐藤雅彦,竹中平蔵出版社/メーカー: 日本経済新聞社発売日: 2000/04メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (50件) を見る元財務大臣でもあった竹中さんと「だんご」で有名な佐藤さんが経済…
光のルネサンスへ。 市役所周辺の規模が去年よりも縮小し、 中の島の西側、国立国際美術館の北側に新しくイベント広場ができていた。 去年のほうがよかったな。と思う。 個々のイルミネーションにもう少し個性があり楽しめたし、長く居られた。 綺麗な光と混…
学校での勉強会。 テーマは[fassion photograph][白井晟一][アーツ&クラフツ] なんともまとまりがなくいい感じ。 僕は[アーツ&クラフツ]を発表。 写真について、予想よりもおもいろい議論が起こったことに少し驚き。 簡単に言ってしまえば「見る」だけであ…
「純粋なる形象」を見に。サントリーミューアムへ。 BRAUNといえば、シェーバーというイメージしかなかった。 もちろん。ディーター・ラムスという人も全く知らず。 ディーター・ラムスとは。 BRAUNのデザイナーで。モダニズムの時代にさまざまなものをデザ…
ひさびさに書く。 頭の整理をすることもなく、設計課題に没頭。 評価はいまいち!? 課題は「まちのための建築」 何を建てるかということから考えるとき、ぼくはまちのスケール感から「住宅」を選んだ。 公共的な施設がどう求められているのかを見つけられな…
コンペに落選。 少し期待があっただけに残念。 思わぬ人が当選していたのにはびっくりした。 人に評価されることはとても難しい。 建築がもつ魅力とは何だろう。 そこに人がいて、幸せに使えてればそれでいいのかもしれない。 デザインするものはその幸せを…
barbourのジャケットがイギリスから我が家に帰ってきた。 ポケットが破れていて、リペアを注文。 敗れた部分の裏に布が貼られ、直されていた。 自分のものだけにしかないデザインがそこに施された。 だからこそこれを長く着続けるんだろうな。 深夜に古本屋…
スタニスラフスキー入門作者: ジーン・ベネディティ,松本永実子出版社/メーカー: 而立書房発売日: 2008/07/25メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (6件) を見る スタニスラフスキーって誰!? 授業の中で川崎和男さんに紹介していただいて知…
アーキフォーラムへ、ゲストは小玉祐一郎さん。 タイトルは「環境との交感」 パッシブな建築について語っていただく。 冒頭、脳ー身体ー建築ー自然という図式や、 身体性についての考えが出てくる。 身体性とは皮膚感覚や温度感覚だという。 確かに、自分を…
友人が某雑誌の特集号の巻末に文章を書いた。 書いた。といっても、アンケートの結果の分析というものではあったが、 モノを書くことを目指す彼にとって、大きな一歩なのではないかと思う。 周りは着実に一歩一歩を踏み出している。 そんな中、自分は前を見…
こんなに使える経済学―肥満から出世まで (ちくま新書)作者: 大竹文雄出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/01/01メディア: 新書購入: 8人 クリック: 303回この商品を含むブログ (65件) を見る 新書をジャケ買い。 経済学の本を読みたかった。経済学の考え…
青木淳さん設計の御杖小学校を見学するチャンスがあった。 彼の提唱する「動線体」の理論を適用した建築。 御杖村という小さな村の小さな学校。 生徒数も少なく、子どもどうしの関係も近い。 「こんにちは」と挨拶してくるこどもたちが印象的だった。いいと…
昨日行われた安藤さんと深澤さんの講演会へ。 安藤さんの話は大半が聞いたことがある内容であった。 安藤さんが、多くの場所で発言することは価値あることだなと思う。 なぜなら、重要なメッセージが根底にあるから。 「自分の生き方、どう生きたいか」とい…
「アーツ&クラフツ展 ウィリアム・モリスから民芸へ」 を見に行く。週末にギリギリ滑り込む。 恥ずかしながら、この運動についてはあまり詳しくない。 装飾芸術を製品化というか工芸品にしたことが功績なのだろうか。 アートというものは“う〜ん”とうなり首…
オバマさんが勝ちましたね。 スピーチの素晴しさだとか、歴史的な瞬間だとか色々言われています。 建築の私が注目したいのはやはりこれか。http://www.bdonline.co.uk/story.asp?sectioncode=781&storycode=3126826&c=1英語は苦手なので、深い理解には時間が…
それでも脳はたくらむ (中公新書ラクレ)作者: 茂木健一郎出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2007/12メディア: 新書 クリック: 13回この商品を含むブログ (32件) を見る いつもの新書ジャケ買いで、茂木さんの本を読む。 連載をまとめたもののよう。(そ…
大学で行われたレクチャーに行く。「気づきのデザイン 〜見えない「まち」の魅力が見えてくる〜」CSCDという部門が行っている活動のひとつ。今回はかなり学生が主導で動いたらしく主催者である知人の誘いもあり見に行く。 ゲストは小松正史さんと松村真宏さ…
大阪ガス主催の堀部さんの講演会へ。 とても、謙虚で正直な建築家。だと思った。最初にアスプルンドの森の葬祭場を見せるところから初めて、自作を紹介し、最後はル・トロネで終わる。 最後のスライドに森の葬祭場で見つけたくの字型になった平面のベンチを…
日曜日、授業の延長で、京阪の新駅「なにわ橋駅」にてイベント企画のプレゼンをする。 オーディエンスからはかなり良い反応。 手応えを感じる。 「なにわ橋駅」の中の、アートエリアB1というところだが、 かなりいいなと感じた。駅と直結しているところだか…
告知します。 京阪の新しい中之島新線の新しい駅。「なにわばし駅」で僕があるイベントにでます。 でるといっても、プレゼンテーションをするだけなのですが。 新しい駅の「アートスペース」にてアートイベントの企画をするという授業の延長で一般の人にプレ…
学内でのレクチャー。ゲストは駒井貞治さん。 京都で建築事務所をやってらっしゃる。おもしろいテーマをもった人だった。 学生時代、事務所に勤務していたとき、独立してからのこと。色々な話がある。 友達や親戚が高くて、交渉が面倒だという理由で設計を頼…
自分で自分にキャッチコピーをつけてみてほしい とナガオカケンメイさんの本にあった。 寝ながら読んでいた、深夜2時。考え始めてしまった。なかなか眠れなかった。 自分のキャッチコピーか。何だろうな。 「縁の下の力持ち」とかそういうことになるのかな。
コンペの提出を完了。 プレゼンで右往左往しながら、何とか仕上げる。 アイデアコンペに対する自分のモチベーションについて考えてみる。 「頭の体操」みたいなことよく考える。 でも、これを考えることが何の意義になるのか。と同時にも思っている。 まぁ。…