デザインしない

学内でのレクチャー。ゲストは駒井貞治さん。
京都で建築事務所をやってらっしゃる。おもしろいテーマをもった人だった。

学生時代、事務所に勤務していたとき、独立してからのこと。色々な話がある。

友達や親戚が高くて、交渉が面倒だという理由で設計を頼まない設計事務所でやめたいと思いながらも、５年間働いた。
そして、やめた。その後、家庭教師などさまざまなものを目指すが、設計事務所を開く。

使うための器をつくると、器が使い方を変える。そんなことがやっりたかった。
「引っ越し」をテーマにしたユニットの提案やその拡張（SDReviewとってる）
不動産を相手にした建築からのアプローチ。

つくることと、使うことが連動しているようなイメージをもった。

「デザインをしないようにしている」というのは。
「デザインを意識しないで何ができるか。そう言うことことでできることを探っている。宣言のように思えた」

戦略家で。人を引きつけるのはうまいけど。自分の中のことを語りすぎだという印象を受けた。