それでも脳はたくらむ
- 作者: 茂木健一郎
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2007/12
- メディア: 新書
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いつもの新書ジャケ買いで、茂木さんの本を読む。
連載をまとめたもののよう。(そんなことも知らずに読んでいた。)
脳科学という専門分野を持つ彼が、世の中の様々なことについて、見方や接し方を論じていく。
もっと、マニアックな視点を期待したが、意外に平坦な言葉であった。
それが彼の良さでもあるのだろう。
「”何かを生み出す”プロセスは“思い出す”という脳の働きに支えられている」
「脳にとって多様性は最高の栄誉である」
思いつくという行為は、自分のなかにある何かをたぐり寄せることなのかもしれない。