大山崎


最近、全然書いていませんでした。
言葉が思いつかないというのが本音。絞り出してみる。

12/21 京都 大山崎へ。
□妙喜庵大庵
言わずと知れた、利休の茶室。
その小さなスケールの中にある空間への工夫に触れながら茶を想像してみた。
祖母が茶をしているので、お茶席の経験は何度かあるので、それとつなぎ合わせてみる。
壁の腰部分に貼られた素材の工夫や、裏表で違う格子を付けた窓など、小さな空間の工夫を見つけた。


その後、大山崎の歴史資料館へ行くと、大庵の模型の中を覗かせてくれた。
あの空間は大きさにも特徴があるが、暗さが効いているということを実感。あと、周りの環境。
大山崎の歴史も興味深かった。桂川宇治川、木津川の結節点であり。だからこそ交通の要所となり、戦国時代の合戦も起こった。


□聴竹居
藤井厚二設計の住宅。数ある実験住宅のひとつである。


通気のことを考えた、床、天井の穴。そして通風のための妻屋根のカタチ。
図面を見たときから、整った立面のプロポーションがいいなと思っていた。
内部に散りばめられた細やかな配慮、デザインがたくさん見られる。
居場所の選択が多く、空間の可変性も多い。全然飽きない。
こういうこともサステナビリティだと感じる。


大山崎山荘美術館
安藤さんの歴史に対する答えかたを見る。地下へ潜る課程に感じるものがあった。
山口晃の作品がおもしろかった。
絵の巧妙さが、ユーモアをより楽しませる。