□memo

距離と時間

「ツーリング行って来たんですか、何時間くらい走ったんですか?」「えっ?ツーリングの成果としては普通走った距離を聞くやろ!?」 僕が最近経験したやりとり。時間を聞いたのは僕。思い出してみると確かに時間を聞いたことは変な感じだな、とも思う。 な…

走ること

自分にとって走ることって何なんだろう。 大阪マラソンの走者にたまたま当選したので本格的に練習を始めたんだけれど、どっぷりはまってしまった感がある。 柔道をしていた頃は1年の半分くらいは減量生活、みたいな時もあったから走るのはけして嫌いではな…

家について

家からの眺め。淀川の真横で気持ちいいです。 これまでの人生で小さい頃過ごした実家はちょっと別だけど、何度か引越をした。その中で愛着をもてるような家ってのはなかなかなかったけど、(それは経済的理由で主体的に選んだ家じゃないからだろうけど)今住…

あの人は今どうしているか

台風が来ていて、各地で被害が起っている。 大阪は割と被害が少ないみたいで、大雨に遭遇することはなかったんだけれど、 故郷の淡路島はかなり被害があったみたい。 報道を聞いていると、氾濫した川沿いに住んでいる友達の実家とか、 避難勧告の出た地域の…

アムケトル

家のやかんは野田琺瑯のアムケトル。 70年もの歴史がある製造所の一品。間違いないのは当たり前。でもその期待に間違いなく答えてくれるのはやっぱりすごいと思う。 鉄でもなく、ガラスでもない、その素材感は独特。使っていると表面を液体が滑っている感じ…

パレルモ・シューティング

ヴィム・ヴェンダース監督の最新作。ネタばれなので、観る予定がある場合は以下の部分には目をつぶって下さい。 かなり面白かった。 色んなテーマが盛り込まれている中でも中心となることは、生きること自体と具体的生き方(写真を撮ること)の関係であった…

機能が充実すること

新しく暮らし始めるので、電気製品を色々見たりしました。 機能が過剰なものが多いんじゃないかなというのが正直な感想。 機械がやってくれることが増えて生活は便利(楽)になるのかもしれないけれど、一度その基準に生活を合わせてしまうと離れることは簡…

つながり

結婚したんで、新しくマンションに引越しました。どんなとこにしようかとよめさんと話し合って、「眺めのいいとこにしよう」というコンセプトに決まり。淀川沿いにしました。眺めについてはまた今度。 建物は1970年代のSRC造14階建て、外壁には小さな…

KOOZA-見せることと魅せること

先日曜日は中之島へシルクドゥ・ソレイユの「KOOZA」を観に行った。 命綱を着けず、身体能力で人を魅了する技に身震い、感動しました。 能力の凄さはもちろん120%感じたんだけれど、「魅せる」ことへのこだわりを強く感じた。パフォーマンスに使う機器の部…

かた

ちゃんと走り始めてから、大体2ヶ月くらいたったやろか。何となく走ることに慣れて来た。 走ってると、ふと自分の体が自分から離れているような感覚に陥る時がある。脳みそには言葉があるんだけれど、それとは別に身体が動いているような感覚、機械みたいに…

温故知新

お盆は短期間だけれど、淡路島に帰った。お盆を表す一枚。中身は場所によって違うと思うし、私の実家でも毎年変わってるらしい。適当だな。 先祖を参り、迎え、送る。そういう日がなぜあるのか。なぜこの日なのか。は知らないけれど。自分がある血縁の中にい…

結婚という契約

先月に入籍した。特に生活に変化があるというわけではなく、日々は変わらない。入籍早々別居状態だし。 と言っても、節目ではあるわけだから「結婚」というものについては色々と考えた。何でするのか。する必要はあるのか。 確かに感じていることはそれが契…

場所を作ることにどんな価値があるか。

特別養護老人ホーム(特養)を設計するプロジェクトがスタートした。 一般的には老人ホームという括りの中でとらえられている。特養は老人にとって終の住処である。そこは病院では無い。 居住者が安全かつ快適に暮らすことが出来る場所である。と言えば聞こ…

故郷で感じたこと

連休の中間を使って帰郷。 今回はある目的を持って帰った。その目的はきっちり果たした。 それ以外にも素直に楽しんだことがあり、感じたことがあった。 素直に楽しんだこと。 親友とバス釣りへ、穴場に連れて行ってくれて、ゴムボートまで準備してくれて、…

自分にとって環境とは何なのか

最近、仕事が落ち着いていて、仕事中も自分の周りを見渡す余裕が出来て来ている。そんな時に思うのは、この環境で居続けることは本当に自分のためになるのか、ということです。簡単に言うと居心地が良いことに不安を感じているんだと思う。 そんな時にtwitte…

釈迦岳

毎月恒例の山登り。今回は滋賀県の釈迦岳へ。琵琶湖の北西に位置する標高1060mの山です。 地形も体も山あり谷ありで充実した1日だった。 標高700mを超えた辺りではまだまだ雪が残っていて、足場が悪い中急傾斜を登るのはけっこうきつかった。一緒に行った仲…

年度の境にて

社会人1年目が終わる、大したことであると言えばそうだけど、別に大したことはない。これを契機に1年を振り返ってみる、つもり。一番に頭に浮かぶことは自分の甘さ。惰性で過ごした時間が多いのではないか。色々あったと思えるけれど、時間の短さも同時に感…

試行ー公園探索:一乗寺公園

実施設計まっただ中なので、日曜日は久々のがっつりオフ。 京都を、一乗寺周辺をふらふら。何で一乗寺かは相方のみぞ知る。 訪れた公園は一乗寺公園。 四角い形をした平面とか、何となく等間隔に配置された樹木やベンチはまさに作られた感じを出していた。 …

2010年を振り返る

2010年はどんな年だったか。 修士論文と社会人1年生という大きなくくりが出来る。 修士論文は設計者として4月を迎えた自分にとって、建物が使われる現場の一端を知るという意味でいい経験になった。この経験が直接活かされる機会があるかどうかわからない…

一時の恥

仕事を始めると、聞くは一時の恥うんたらかんとか。を身近に感じます。 わからないことだらけなんだから、聞かないと物事が進まない。考えていても答えが出ないってことも多い。 そういうことを自分はがんがん出来るタイプだと思っていたけれど、やっぱり自…

試行ー公園探索;中小阪公園(東大阪市)

大きな地図で見る 三角の敷地だけに、まちの中というか道が集まってくる場所という感じがする。 屋根があったり、丘のように地面に窪みがあったりする。そこに人が座っている様子も。 塀もフェンスも無く建物(住宅?)と隣接しているとこともおもしろい。 …

思考ー土地の自慢を語ること

旅行に行くのが好きだけど、何で旅行に行くのだろう?と考える。 旅行に行かなくても情報を得ることは出来るんだけれど。と思うこともあります。でも、基本的に身体を動かしていることが好きな自分は結局どこかに出かけてしまう性分。そうして足を踏み入れた…

思考ーパブリックといえ

いつも気にしているつもりだけど、コンペへの挑戦も関係してパブリックな場所について考えている。パブリックというカタカナを安易には使いたくないなと思っているけれど、現時点ではこの言葉が一番近いと思うので使っている。 で、何でこのタイトルなのかと…

変化

社会人になってからの環境の変化に対して自分の心と身体が反応してきている(良い意味でも、悪い意味でも)気がする。そんな時に思うことは「耐える」必要があるってこと。楽しんでいられないのなら、そんな仕事やらないほうがいいじゃん。とかつては思って…

試行ー公園探索:梅田阪急オフィスタワー

ここは公園じゃなくオフィスビル。でも、空間の質としては公園と同じような場所になっている。都市を見下ろすことが出来ることと、居場所の選択肢が限りなく多様な家具の設えによって、この場所は人の居方が刻一刻と変化する場所となっている。「お金を払わ…

試行ー公園探索:中野北公園

大きな地図で見る

試行ー公園探索:前田公園(兵庫県芦屋)

大きな地図で見る 住宅地の合間にある。 木が生い茂っていて、川が流れている。 公園というとある程度広い空間を思い浮かべると思うのだけれど、ここはそうではなく基本的に木々の間の道が公園でるといった感じ。 小さな川と小さな小屋があって、とても静か…

公園についての思考

新しい場所に住み始めてから公園がやたら気になる。いや、頻繁に目にすると言った方が正確か。 公園が面白い場所だと感じるようになっている。僕が感じた公園の特徴を列記してみる。 ・それぞれに個性がある。 規模が様々なのはもちろんであるが、比較的広い…

つい購入

考えてもみなかった本を買った。 「建築家/クリエイター 新世代100人の仕事」 X-knowledge HOMEなぜ買ったかというと、兄貴分であり、建築の第2の師匠でもある人が掲載されているから。 24番目です。3回生の頃に課題を見てもらい、飲みに行ってから、事務…

一区切りついての雑感

修士論文の学内発表が終わった。書類の方は、論文の本文がまだ完成していないし、まだまだやるべきことは残っているので、単なる一区切りでしかないのだけど。 論文を通して身につけたこととはなんだろうか。4月頃に研究テーマを決めたときに思ったことは、…