2011-01-01から1年間の記事一覧

DESIGN EAST 02-現在建築史研究会

DESIGN EAST02 DESIGN EASTでのBARイベントのひとつにビール飲みながら参加。 東京を中心に行なわれている。学生とオトナでの建築史勉強会とのこと。twitterでそういう活動があることを知っていたけれど。その内容を目の当たりにして驚きました。 ・問題意識…

DESIGN EAST 02-TALK04

DESIGN EAST02 DESIGN EASTでのTALK04 ゲストは田中浩也氏、藤村龍至氏、岡瑞起氏 ファシリテーターは水野大二郎氏、家成俊勝氏 システムデザインについての話 岡氏:システムをパターンをもつものと定義する。人間の行動パターンを環境に呼応するものとして…

家について

家からの眺め。淀川の真横で気持ちいいです。 これまでの人生で小さい頃過ごした実家はちょっと別だけど、何度か引越をした。その中で愛着をもてるような家ってのはなかなかなかったけど、(それは経済的理由で主体的に選んだ家じゃないからだろうけど)今住…

あの人は今どうしているか

台風が来ていて、各地で被害が起っている。 大阪は割と被害が少ないみたいで、大雨に遭遇することはなかったんだけれど、 故郷の淡路島はかなり被害があったみたい。 報道を聞いていると、氾濫した川沿いに住んでいる友達の実家とか、 避難勧告の出た地域の…

アムケトル

家のやかんは野田琺瑯のアムケトル。 70年もの歴史がある製造所の一品。間違いないのは当たり前。でもその期待に間違いなく答えてくれるのはやっぱりすごいと思う。 鉄でもなく、ガラスでもない、その素材感は独特。使っていると表面を液体が滑っている感じ…

パレルモ・シューティング

ヴィム・ヴェンダース監督の最新作。ネタばれなので、観る予定がある場合は以下の部分には目をつぶって下さい。 かなり面白かった。 色んなテーマが盛り込まれている中でも中心となることは、生きること自体と具体的生き方(写真を撮ること)の関係であった…

[□memo]小さな巨人 姉に子どもが産まれたので、ご対面しに帰郷。 27年間の人生の記憶のあるうちに産まれたての赤ん坊というものを見たことがなかったので、とてもとてもショックな体験だった。 まず、とても小さい。当然のことだけど、1週間前まで姉のお腹…

機能が充実すること

新しく暮らし始めるので、電気製品を色々見たりしました。 機能が過剰なものが多いんじゃないかなというのが正直な感想。 機械がやってくれることが増えて生活は便利(楽)になるのかもしれないけれど、一度その基準に生活を合わせてしまうと離れることは簡…

つながり

結婚したんで、新しくマンションに引越しました。どんなとこにしようかとよめさんと話し合って、「眺めのいいとこにしよう」というコンセプトに決まり。淀川沿いにしました。眺めについてはまた今度。 建物は1970年代のSRC造14階建て、外壁には小さな…

新・ムラ論TOKYO

新・ムラ論TOKYO (集英社新書)作者: 隈研吾,清野由美出版社/メーカー: 集英社発売日: 2011/07/15メディア: 新書購入: 2人 クリック: 25回この商品を含むブログ (10件) を見る読。 再開発をテーマにしてた前作とは違って、今回のテーマは「ムラ」、冒頭にはこ…

KOOZA-見せることと魅せること

先日曜日は中之島へシルクドゥ・ソレイユの「KOOZA」を観に行った。 命綱を着けず、身体能力で人を魅了する技に身震い、感動しました。 能力の凄さはもちろん120%感じたんだけれど、「魅せる」ことへのこだわりを強く感じた。パフォーマンスに使う機器の部…

かた

ちゃんと走り始めてから、大体2ヶ月くらいたったやろか。何となく走ることに慣れて来た。 走ってると、ふと自分の体が自分から離れているような感覚に陥る時がある。脳みそには言葉があるんだけれど、それとは別に身体が動いているような感覚、機械みたいに…

温故知新

お盆は短期間だけれど、淡路島に帰った。お盆を表す一枚。中身は場所によって違うと思うし、私の実家でも毎年変わってるらしい。適当だな。 先祖を参り、迎え、送る。そういう日がなぜあるのか。なぜこの日なのか。は知らないけれど。自分がある血縁の中にい…

再読

7月21日で27歳になった。 30歳が節目かなと何となく思っているので、後3年というのは自分にとってとても大切な気がするし、大切にしたい。といっても毎日が大切なんだけれど。 社会人になってから、3ヶ月後の目標と1年後の目標を自分の中に持つことに…

走ること

走ることについて語るときに僕の語ること作者: 村上春樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/10/12メディア: 単行本購入: 22人 クリック: 459回この商品を含むブログ (487件) を見る村上さんの語る「走る」論というよりも「人間」論のような。なぜ走るの…

コミュニティ デザイン

コミュニティデザイン―人がつながるしくみをつくる作者: 山崎亮出版社/メーカー: 学芸出版社発売日: 2011/04/22メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 15人 クリック: 340回この商品を含むブログ (46件) を見るこれまで読んで来た本の中でもとりわけ、読み…

結婚という契約

先月に入籍した。特に生活に変化があるというわけではなく、日々は変わらない。入籍早々別居状態だし。 と言っても、節目ではあるわけだから「結婚」というものについては色々と考えた。何でするのか。する必要はあるのか。 確かに感じていることはそれが契…

場所を作ることにどんな価値があるか。

特別養護老人ホーム(特養)を設計するプロジェクトがスタートした。 一般的には老人ホームという括りの中でとらえられている。特養は老人にとって終の住処である。そこは病院では無い。 居住者が安全かつ快適に暮らすことが出来る場所である。と言えば聞こ…

空間と方法の境界をめぐる対話

服部滋樹さんと藤村龍至さんの対話。 お二人共の活動からかなり勉強させていただいてる。こともあり京都へ足を運んだ。 ・風土と道具、民族学的アプローチ 服部さん、そしてgrafのデザインに民族学的観点があることを初めて聞いて妙に納得。graf結成当初切り…

愛宕山(京都)

今回の山は愛宕山(京都)標高は924m、距離はだいたい10m。 本来は愛宕神社への参道だが、登山者が多い。マナーに気をつけないと悪い軍団になる。 新緑がきれいだった。色んな緑色があるのってなんか不思議だなと思いながら、急な登りをがんがん進む。きつか…

故郷で感じたこと

連休の中間を使って帰郷。 今回はある目的を持って帰った。その目的はきっちり果たした。 それ以外にも素直に楽しんだことがあり、感じたことがあった。 素直に楽しんだこと。 親友とバス釣りへ、穴場に連れて行ってくれて、ゴムボートまで準備してくれて、…

パウル・クレー

京都国立近代美術館で「パウル・クレー展 〜終わらないアトリエ〜」を見た。 恥ずかしながら、バウハウスにいた人で抽象画を描く人。ぐらいの認識しかなくて、バウハウスなら行かなければと足を向けたんだけれど、思いがけない面白さだった。 絵のテイストが…

海の博物館

強行日帰りツアーで前から見てみたかった海の博物館へ。設計は内藤廣建築設計事務所。 建設から20年経っていても全く古くなかった。海の近くであり、風が強いという気候的悪条件の中でああいう姿で建築が残っていることに何と言えばいいか。勇気が湧いた心…

親鸞 井上雄彦

振替休日を使って東本願寺に井上雄彦さんが描いた「親鸞」の屏風を見に行った。 井上さんの漫画は大体読んでいるし、かなりファンだ。ことバガボンドに関しては、宮本武蔵、佐々木小次郎とその周囲の人々の物語と人物の描き方にいい意味で自分のイメージを裏…

自分にとって環境とは何なのか

最近、仕事が落ち着いていて、仕事中も自分の周りを見渡す余裕が出来て来ている。そんな時に思うのは、この環境で居続けることは本当に自分のためになるのか、ということです。簡単に言うと居心地が良いことに不安を感じているんだと思う。 そんな時にtwitte…

釈迦岳

毎月恒例の山登り。今回は滋賀県の釈迦岳へ。琵琶湖の北西に位置する標高1060mの山です。 地形も体も山あり谷ありで充実した1日だった。 標高700mを超えた辺りではまだまだ雪が残っていて、足場が悪い中急傾斜を登るのはけっこうきつかった。一緒に行った仲…

年度の境にて

社会人1年目が終わる、大したことであると言えばそうだけど、別に大したことはない。これを契機に1年を振り返ってみる、つもり。一番に頭に浮かぶことは自分の甘さ。惰性で過ごした時間が多いのではないか。色々あったと思えるけれど、時間の短さも同時に感…

「建築はいかに社会と回路をつなぐのか

「建築はいかに社会と回路をつなぐのか」を読んだ。 社会という漠然とした、意味を持つようで持たない言葉が筆者がどう捉えているのかを楽しみにこの本を手に取った。 筆者が社会としているものは文化だと感じられた。 建築は文化的にのみ社会とつながること…

試行ー公園探索:一乗寺公園

実施設計まっただ中なので、日曜日は久々のがっつりオフ。 京都を、一乗寺周辺をふらふら。何で一乗寺かは相方のみぞ知る。 訪れた公園は一乗寺公園。 四角い形をした平面とか、何となく等間隔に配置された樹木やベンチはまさに作られた感じを出していた。 …

岩湧山

2011年1発めの山は岩湧山。 大阪の南の方の山です。 年末からの寒さのせいか、山の上にはけっこう雪が残っていて、サクサクと音を立てながら登っていくのは気持ちよかった。 山頂では黄土色じゃなくて黄金に見えるススキに囲まれてお決まりのカップラーメン…