共有力
目的を共有すること、協力して。そんなことがヘタクソになっている気がする。
事務所にいれば目的ははっきりしていて。チームで進めるということに実感を感じていられる。組織に属していることに慣れ始めてるんだろうか。普段着の自分の時にプロジェクトを進めることが上手くいかない。
目的が共有出来ないことが原因やろうか。抽象的に目標を定めることは出来ても、いざ進む方向がうまく見えていない。見え初めてもそれは共有出来ない。コンセプトを決めることは出来ても、工程表が具体化しない。実際的な話はまるで何も進まない。その状態を我慢出来ない。
原因は何なのか。具体化を急ぎすぎているのか。コンセプトが詰め切れてないのか。まとめられる人間がチームにいないからか。
共有をコントロールすること。それは建築家の一つの職能じゃないか?何やってるんだ自分。いつからこんなことになってしまったのか。残念がってる前に深呼吸が必要だ。
マインドゲーム
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映像が素敵なことはいうまでもないでしょうね。STUDIO 4℃
監督は湯浅政明さん。原作はロビン西さん。音楽は山本精一さん。
僕的には豪華スタッフ。何で今まで観ていないんだっていうのは置いといて。
ある意味童話的なストーリーといえるんじゃないかと。散発的に繰り出される映像が何となく登場人物の人生をつなぐ。観ている人に物語をつなぐことを要求するようである種の緊張感を感じる。
物語の流れ方がミュージカル的だと感じた。一定の加速度で物語が進むのではなく、濃淡がある。映像と音楽で見せ場が作られる。たとえそれが物語に直接的に影響しなくても、それによって全体に凹凸が出来るような感じ。
吉本芸人いいです。
しんどさには違いがある
マラソンを走った後だからか、あの時のしんどさを思い起こすことがある。
別に走るのをやめたって誰にも迷惑をかけない。止まってしまえば楽になれるのはわかってる。でも止まらない。止まれない。
ほんまにしんどかった。
例えば、仕事が忙しくて、時間がない。寝ていない。そういったしんどさとは別のしんどさであったことは明らか。
マラソンのしんどさを経験したから、他のしんどさなんてへっちゃら。なんてことは絶対ない。しんどいもんはしんどい。
でも、しんどさの後にはええことがあるってのは実感したなぁ。
走り切った直後は誰にアピールするでもない。自分で達成感を感じる。(その後はもちろん自慢したくなる。)あの時の感覚は何ともいえない高揚感だった。
これまでの経験でいうと、減量がうまくいったときに似ているのかもしれない。1週間で3キロ落とすとなると、それはほんまにマラソンよりしんどいんちゃうやろか。
しんどいもんはしんどいけれど、その先にはええことがあるっていうのは実感してます。
だから頑張れるとかそういうことではなく。そう思っとくと楽しくなりそうな気がします。
180°SOUTH
- 出版社/メーカー: キングレコード
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「180°SOUTH」を観。映画というより映像作品という方がふさわしい気がする。
SOUTHという言葉にもあるように主人公がパタゴニアの山を目指す旅のドキュメンタリーが主題。その旅先にはある意味がある。ネタばれなので自粛。
でも、それだけではない。消費と環境問題についてとか、自然と人間についてとか。音楽と映像を通して、自然を楽しみ、自然に挑戦する姿を黙々と写す。
旅の途上では消費社会の裏の顔である環境破壊の現場が描写される。とてもストレートなメッセージが語られる。
「維持不可能なシステムなんて捨てるべき」「回れ右して前に進めば過去に戻れる」
複雑な状況なんて考えずに、何が正しいのかということをまず考えるという姿勢だろう。
映像と音楽が美しかった。
大阪ラン!!
2011年10月30日 大阪マラソンで42.195キロを無事完走。
いやーしんどかった。
普段車が走っている道を3万人が走る。沿道には応援する人がたくさんいる道路というインフラが普段とは違った使い方をされることで祝祭性を生んでいた。
本当に祭りだった。楽しかったなぁ。
当選出来たのがラッキーだった!
走っていた時の感覚をちょっと思い出してみる。
走り始めて20キロくらいまでは大阪城→なんば→御堂筋北上→御堂筋南下→京セラドーム
といった経路。15キロくらいまでは周りにランナーも多く、だいぶ遅いペースで走る。周りの風景を楽しみながらゆっくりと走って行く。本当に気持ちよかった。(このときゆっくり走っていたから完走出来たのかも)
大阪ドームを折り返すと20キロ。この変から足が疲れて来ていた。でも、まだまだ軽快に走る。次は通天閣の25キロ。この辺からどんどん足がきつくなってくる。北加賀屋辺りから足の違和感がどんどん大きくなってくる。給水所が待ち遠しい。疲れて来た時に沿道の応援に元気が出た。
全くの他人に向かって「頑張ってー!」と声をかける人々。声がかれている人さえいる。何でこんなことが起こるんだろうって思ってた。たくさんの人が頑張っていると応援したくなるのか。祝祭に乗っかっているのか。とにかく感謝。
住之江あたりで30キロだったかな?この変からかなりきつくなる。35キロ辺りからは足がどんどん動かなくなっていった。悔しいけれど、歩いてしまった。
35キロから先は1キロが5キロにも10キロにも思えた。とりあえず1キロ走るぞと思っても、とてつもなく遠い。
歩いたり走ったりしながら何とか40キロ地点まで。WTCが視界に入って来た。
あと2キロは絶対歩かない。そう決めて走り続ける。あと1キロ。体はかなり限界に来ていて、手が震えていた。たぶん軽い脱水症状だったんだと思う。
何とかフィニッシュ。長いようで短かったな。最後はかなりしんどかったけど。楽しかった。
たくさんのボランティアの方々に感謝。
ラップタイムがウェブに公開されてました。ここ
後半ひどいなこれ。