ソウルでの嗜好

韓国はソウルに行って来た。美味いものを食べて、まちを歩いて、建築を見て、人と接した。ソウルなんて近いのにわざわざ連休に行くこともなかったのかもしれないけれど、得たものがあった。
何より美味い飯は気分を高揚させてくれるし、市場の暖かいおばちゃんとか、いい意味で商売っけ丸出しの屋台のおばちゃんと出会うことは一人の人間として楽しかった。ベタな小劇場も見ました。
しかし、どこに行っても自分にとって、まちを歩いて、見ること、建築を見ることは切っても切れないようで、連れを振り回してしまいました。



なんやかんや、行った事のない場所は、どんなに頭で思い浮かべても行ったことのない場所であって、その地に足を踏み入れて、味わってみると、自分にとても近い存在に思えてくるものかもしれません。

ソウルで感じたことは、歳をとった人が元気だということ。市場や屋台のおばちゃんはもちろんなんだけど、公園でたむろっているおっちゃんにも何かエネルギーを感じたし、若者のまちかと思いきや、高齢の方もたくさん見受けられました。日本ではあまりない光景なのではないかなと。ソウルのまちは全体的に元気だなぁ(建物もドンドン建設中)と感じた理由は、中年以上の年齢の人たちの印象なのかもしれない。


おまけ、往復の飛行機の機内食についていたミネラルウォーターの容器がかっこよかった。使いやすいはずのないカタチ。機能とかけ離れたものだからかっこいいのかもしれない。でも、水をこんな風に入れてしまうことに全く意味が無いとは思いません。