YOKO DANCE MOVE


後輩のダンスを見に和歌山に出向く。ついでに和歌山をブラブラ。自然の景勝地には確かな歴史があり、そこに地に足をつけて人が暮らしているという感じを受ける。和歌山在住の友人からは色々な問題意識と目論みを聞いているんだけれど。
さて、ダンス。後輩が入っているダンスクラブ(のようなもの?)で、モダンバレエだと聞かされていたが、ポップな曲もあったし、多ジャンルであるなと感じた。興味はあるけれども、ダンスを見る機会なんてなかなかないので新鮮な経験であった。体の隅々まで意識を行き渡らせて動きを作り、それを他者と連動させるというのはとても美しい。そして、後輩から普段の修練のことを色々と聞いていたので、たくさんの鍛錬の積み重ねであの動きができていると想像すると感動は倍増する。柔道の経験があるので身体の動きに気を配ることは何となくイメージできるけれど、それを客観視されるものとして表現するのはとても大変であり、美しい。子どもから大人までがステージに立ち、それを見守る地域の老若男女が開演の2時間前から並んでまで見にくるという一体感に表現することの素晴しさを感じた。