こち亀

こち亀」の作者、秋本治情熱大陸に出ていた。


こち亀」をなぜ見てしまうのか。
両さんの行動に未来と現在の境界を見るからだと僕は思う。
最新で、目新しいことをやっているのに、何か共感できる部分がある。だから見てしまう。


連載33年目を迎えるあのマンガ。
その継続を支えるのは、秋本さんの「漫画を好きだ」と思う気持ちと。
様々なことに対する、飽くなき探究心であると感じた。
取材のカメラに対しても興味を示す。「こういうのが活きてくる」と言う。


「何事も10年やり続ければ一人前になれる」というのは吉本隆明さんの言葉だが、
やり続けることは大切なこと。やり続けなければ、できるようにはならない。
しかし、最近の自分の考えに「ビジョンを持ってやり続ける」という考えが入って来ている。
「どうやり続けるのか」それが大切なように思う。
秋本さんは「漫画」を続けたのではなく「こち亀」を続けた。
それは、前者とは全く意味の違うこと。