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午前、ゼミ。学校というビルディングに対して特別な事例を取り扱っていることを念頭に置くように指摘される。もっともである。教育のカリキュラムに対する議論も起こった。それに対する批判性は持っておくべきなのだろうが、論文には直接的に現われて来ない気がする。なぜなら現状を分析するのが建築計画であるのだから。現状分析の上に立ってカリキュラムに批評性を持つことはいいと思うが、初めから教育学的なことを念頭に置き過ぎてしまうと本質を見失う気もしている。
午後からはワークショップ思考。ポンポンと案を出している自分に安易さを感じる。本当にそれは案の多様性の一つになるのか?後々早急に捨ててしまうスタディ模型ではないか?今一度深呼吸が必要である。しかし、かたちをどんどん考えだす事は楽しい。体が高揚するような気持ちになる。仕事をするとなるとこのような感覚は味わいにくいのだろうか、特に組織では。いや、どうなんだろう。