SD REVIEW

stmd2008-10-11



久々に友人と会う。
仕事に悩みもあり、やりがいもあるんだろうなと思った。
デザインをやる者の、闘志みたいなものが感じられ刺激をうける。
建築のデザインはグラフィックなどとは違う醍醐味があるんだろうなと思った。


大阪芸大へ。 SD REVIEWを見に行く。
自然に囲まれた敷地のものが多い。
シンプルな率直なものが多くて、わかりやすいという利点を持ちつつも浅いということにもなりかねないという印象。
深さ、みたいなものよりも、新しさのわかりやすさなのかもしれない。
学生の作品も何組かある。
クレジットにほとんど構造家が書かれている(常識なのか!?)ことも印象に残った。応力図を書いているものもあったし。


やはり流行か、いや価値が再考されているのか、家型をモチーフとしたものが多い。
斜線制限に対しての高さの確保など、その可能性は多々あると思うが。
家型が効いているのかどうかには疑問を持った。
分節、関係性を設計趣旨に示している作品も多かった。
建築が中に閉じこもっている印象を少し受ける。


芸大の友人と出会う。彼も卒業設計に取りかかっている。
卒計について、話をする。この時期にけなすのもナンセンスだし、
悪いとも思わなかったので、そのことを伝えて、建築のもつ一貫性について議論。


卒計、本当に頑張って欲しいので、
「カタチにすることを恐れるな」とわかったようなことを言って激励。


他人の卒計の話をしていても、頭の片隅には自分の卒計がある。