手垢


今月の新建築に住宅設計競技の審査講評がでた。

僕はみごとに落選だが。。


「価値が手垢にまみれてしまってはだめ。」
「空間としての問題にならないといけない。」
小嶋さんの言葉。


どきっとした。
自分の中で、問題設定は間違っていなかったと思っている。
自分の都市に対する問題意識が手垢にまみれてしまったのかもしれない。
最終的なアウトプットが、空間として魅力がないと、
その案が抜きんでることはない。(抜きんでることは単に目立つことではないが)


自分の足らないところが顕著に見えたような気がした。