「が」と「で」


原研哉さんの言葉
「が」というのは、人のまぶたをこじあけてコミュニケーションするということ。
知らないうちに、見たかどうかも気づかないうつに、
それを体験してしまっていることが「で」の世界。


今日あるものを明日古くするために何か新しいものを生み出すという差別化の手法ではなく、
物事を未知化することで生まれる驚きの落差をエネルギーとしてコミュニケーションする。


好みが反応する言葉。
奇をねらうのではなく、「やられた」と思わずに、感じること。
そこにデザインの良さがあると思う。